エントリーシート(ES)

エントリーシート(ES)の長所・強みの書き方を例文付きで徹底解説

サイト運営者 木村

新卒でアクセンチュアに入社。

現在はフリーランスでコンサルタントをしつつ、就活生支援サービスを運営しています。

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就活生
  • エントリーシート(ES)の強み、長所の書き方がわからない
  • エントリーシート(ES)でなぜ強み、長所が求められるのか知りたい
  • 一流企業の選考を通過した人の強み、長所の書き方・実例が知りたい

上記のような、就活生の悩みを解決できる記事になっています。

本記事では、

  • 強み・長所・自己PRの違い
  • 企業がエントリーシート(ES)で強み・長所を求める理由
  • 強み・長所を書き始める前にすべきこと4つ
  • 強み・長所の書き方
  • ESに記載する強み・長所として良いもの、不適切なもの
  • 強み・長所の改善方法5つ

について解説しています。

記事を読むことで、強み・長所の書き方が分かり、倍率の高い一流企業のES選考通過率と内定獲得率を上げることが可能です!

強み、長所とは?自己PRとの違いは?

強み・長所は、志望動機や自己PR等と並んで、ESでよく問われる設問です。

強み、長所、自己PRは似ているものであり、それぞれの定義を明確にしておきましょう。

  • 強み:周りに対して良い影響やメリットをもたらすことができるもの。
  • 長所:周りへのメリット等は関係なく、特徴、人柄、性質等の自分の中の良い部分。
  • 自己PR:強みと似ており、同じと捉えても問題ありませんが、強みのみならず、その強みをどう活かしたいかや将来どうなりたいか等の内容を含めて書くことが期待されているもの。

強みや長所、自己PRをそれぞれ求められた場合、別の内容を述べるのがおすすめです。

その際、それぞれの内容が矛盾していないように気を付けましょう。

自己PRの具体的な書き方については、『エントリーシート(ES)の自己PRの書き方は?改善方法5つも解説』を参考にしてみてください。

企業がエントリーシート(ES)で強み・長所を求める理由

続いて、企業がエントリーシート(ES)で強み・長所を求める理由を確認しましょう。

企業側が強み・長所を求めるのは、企業が求める人物像と一致し、入社後に活躍できるかを確認するためです。

どれだけ良い強みや長所があったとしても、企業側が求めているもので無ければ、欲しいと思われる可能性は低くなり、選考通過率も大きく下がってしまいます。

そのため、企業側がどんな人材を求めているのかを調べて明確にしておきましょう。

明確にした上で、あなたが当てはまっていて入社後に活躍できることをアピールする必要があるのです。

エントリーシート(ES)に強み・長所を書き始める前にすべきこと

エントリーシート(ES)で強み・長所を書き始める前にすべきこと4つ

強み・長所を書き始める前にすべき4つの内容を確認しましょう。

1.受ける企業が求める人物像・業務内容について調べる(企業研究)

強みや長所に記載する内容を考える前に、エントリーシートを提出する企業が求める人物像や業務内容について調べましょう。

つまり、企業研究をしましょう。

なぜなら、受ける企業のことが分かっていないと、評価に繋がる強み・長所を書けないからです。

例えば、業務で英語を利用しないのに、強みに英語力を記載しても評価に繋がらないですよね。

それでは、受ける企業が求める人物像・業務内容はどうすれば分かるのでしょうか。

以下の4つの方法があります。

  • コーポレートサイトを確認する(特に新卒採用ページ)
  • 会社説明会に参加する
  • OBOG訪問で実際の社員・元社員に質問する
  • インターンに参加する

受ける企業がどんな会社か、あるいはどんな人材を求めているかを明確にすることは、「敵」を知ることです。

「敵を知り己を知れば百戦危うからず」という「孫子」の中の言葉にある通り、就活も「敵」を知ることは、趣味特技のみならず、内定を獲得する上で非常に大切なことです。

自分の立場からのみ考えるのではなく、企業側の立場から逆算して記載内容を考えましょう

2.自分の強み・長所を考え、書き出す

続いて、自分の強み、長所を考えましょう。

以下の方法で探すのがおすすめです。

(1)自分で考える方法
①過去の経験を書き出す。
②経験を深掘りする。(具体的なエピソードを書き出す)
③そこから言える強みを考える。

(2)他人に聞いたり、企業研究から自分の強み・長所を探す方法
・友人や家族に聞く。(特に長所において、有効)
・志望する企業が求める強みや長所を自分の強みや長所として説明できないか考える。

3.受ける企業で活かせる強み・長所を選択する

強み・長所を書き出したら、企業分析の結果分かった企業や職種の特徴とマッチする強み・長所を選択しましょう。

つまり、受ける企業によって記載する強み・長所を変えるのも当然ありということです。

どの強み・長所を書けば評価されるのかを企業側の目線に立って、選びましょう。

複数の強み・長所が考えられ、どれにすべきか迷ったら、それぞれの強み・長所で内容を作成してみましょう。
実際に作成してみて、どの内容が企業側に欲しいと思われるかを比較して、提出する内容を決定してください。
自分で判断できない場合、OBOG訪問時に聞いてみるのも良い方法です。

4.ロジックツリーを作成する

ロジックツリーとは、三角形を意識して頭の中の思考やアイデアを整理することです。

以下の図がロジックツリーの基本を表しているので、確認してください。

強み・長所のロジックツリー

ロジックツリーを用いるメリットは以下の3つです。

  • まとまっていないアイデアや思考を抽象度順に整理できる
  • ロジックツリーを作っておけば、同じ結論でも文字数が異なるESを書く場合に、具体度を変える、つまり、レイヤーを調整するだけで対応できる。
  • ロジックツリーがあれば、文章化するのが簡単になる。(接続詞などを適切に用いて、内容を繋げるだけで済む)

強みを書くことを目的にロジックツリーを作る際のサンプルとして、以下の図を参考にしてみてください。

自己PRのロジックツリー作成例

上図のように、文章化する前にどんなことを書くかをノートなどで整理することに時間をかけてください。

記載内容を明確にしてから、実際の文章作成に取り掛かりましょう。

強み・長所の書き方

自己PRの基本構成は、以下の通りです。

  • 結論"現在"のあなたの強み、長所
  • 裏付けエピソード:強み、長所を裏付ける"過去"の経験
  • まとめ:強み、長所を"未来"にどう活かすか

内容によって色々な書き方ができますが、書き出しに結論であるあなたの強み・長所を述べ、その強み・長所を体得したエピソードや発揮したエピソードを説明し、最後に記載内容をまとめるという流れが基本となります。

それぞれの構成要素について、考え方・書き方を確認しましょう。

①結論:強み・長所

強み・長所に限らず、ESでは結論を最初に書きましょう。

例えば、「私の長所は、XXXだ」といった具合です。

その際に、1文目に記載の結論が設問の答えになっているか必ず確認してください。

設問の答えになっていない時点で、読み手は読む気を失くすので気をつけましょう。

枠が小さい、制限文字数が少ない場合は、「長所:リーダーシップ(簡潔な説明)」のように端的に結論のみ記載するのも良い方法です。

②説明:強み・長所の説明、エピソード

結論(強み・長所)に続いて、その結論を裏付けるエピソードを伝えましょう。

エピソードの基本構成は、①目標②課題③課題克服のために考えたこと・とった行動④結果・成果です。

例えば、「その強みを大学時代のXXXの経験で体得した。XXXでの目標はXXXだった。しかし、XXXとXXXの2つの課題があった。第一の課題を解決すべく、XXX。第二に課題を解決すべく、XXX。以上の結果、目標を達成するとともに、XXX。」といったように記載しましょう。

エピソードを記載する際に、イイタイコト(結論であるあなたの強み・長所)とは関係のないことを書いたり、意味のない具体化をするのはNGです。

全ての文章・単語に目的を持たせ、不要なものは削除しましょう。

そうすることで、イイタイコトがストレートに伝わるとともに、削除した文字数でイイタイコトを裏付けるエピソードの追加が可能になったりします。

エピソードは結論を裏付けるために記載するのです。

その目的を果たすエピソードを書くのであり、何となく書くのはやめましょう。

自分が書いたエピソードを読んで、そのエピソードから結論として記載した強み、長所があると言えるのか確認しましょう。結論とエピソードを双方向的に何度も行き来して、両者の結び付きを強くしてください。

③まとめ:強み・長所を入社後にどう活かしていくか

最後に、文章のまとめを記載しましょう。

まとめがないと文章に締まりがなく、「結局、この人何が言いたいんだっけ?」と印象に残らないESになってしまう可能性が高いです。

例えば、「以上の経験から、私はXXXという強みを体得した。貴社に入社後も強みを活かして、XXXしていきたい。」のようにまとめましょう。

まとめとして、強み・長所と入社後にその強み・長所をどう活かしていきたいかを記載するのがおすすめです。

注意点としては、まとめで新しい情報を盛り込まないようにすることです。

例えば、グローバルな強みを述べていたわけではないのに、まとめの文章でグローバルに活躍したいなどの内容があると、読み手は「そんなこと全く言ってなかったよね。この人は結局何が言いたいんだろう」となります。

まとめについても何となく記載するのではなく、イイタイコトに即した内容にしましょう。

強み・長所に限らず、①結論(Point)、②理由(Reason)、③具体例(Example)、④結論(Point)の順に述べる「PREP法」を用いましょう。特別な理由がない限り、構成はPREPにすることをおすすめします。

強み・長所の例文と一覧

強み・長所の例文

以下記載の例文を参考に、ご自身の志望業界や経験と重ね合わせながら、強み・長所を作成してみてください。

私の長所は、目標達成に必要なことを考え行動に移すことで、困難な目標でも達成できることだ。大学時代に参加していたサークルのイベント集客時にこの強みを発揮した。初めてのサークルイベントで100人を集めることが目標だったが、本番2週間前の段階で、イベント参加予定者が20人しかいなかった。そこで私は、イベントの宣伝と魅力の伝え方の2つに課題があると考え、大学の各講義の前に生徒の前でイベントの告知をしたり、プレイベントを開催してイベントの魅力を伝えた。その結果、参加予定者が90人まで増えた。さらに、イベント当日の午前中に校内でイベント告知やビラ配りをすることで、目標である100人を超す120人を集客できた。以上のように、目標達成のために諦めずに最後まで取り組み続ける力を貴社の営業職でも活かしていきたいと考える。

私の強みは、縁の下の力持ちとしてチームのために献身的に行動できることだ。私は高校時代に所属していたバスケットボール部のマネージャーとして、その強みを発揮した。具体的には、練習時や試合時の準備のみならず、スタメン選手の相談にのったり、チームの現状を分析し練習メニューの考案を行ったりした。その結果、チームは史上初の全国大会出場を果たした。また、大学時代においても、サッカー部のマネージャーとしてチームを献身的にサポートし、関東一部リーグ昇進に貢献した。貴社に入社後も、強みを活かし、チームの目標達成のサポートしていきたい。

強み・長所の一覧

その他にも強み、長所の例として以下のようなものがあります。

主観的なものではなく、客観的に説明できるものがおすすめです。

▪強み

  • リーダーシップ
  • 信頼関係構築力
  • 課題解決力
  • コミュニケーション能力

▪長所

  • 協調性
  • 向上心
  • 責任感
  • 忍耐力、最後までやり切る
  • 継続力、粘り強さ
  • チャレンジ精神、挑戦心
  • 行動力
  • 気配り
  • 計画性
  • 献身性

エントリーシート(ES)に記載しない方が良い強み・長所

エントリーシート(ES)に記載しない方が良い強み・長所の特徴は、以下の通りです。

  • 仕事に活かせないもの
  • 抽象的なもの
  • 主観的で相手に伝わらないもの
  • 当然すぎるもの、強み・長所とは言えないもの

例としては、以下のようなものが挙げられます。

  • 笑顔
  • 真面目
  • 思いやり
  • 明るい性格、ポジティブ
  • 負けず嫌い
  • 好奇心旺盛
  • 素直
  • 柔軟性
  • 時間を守れる
  • 社交性
  • 論理的思考力(強みとして自ら言わずとも、ESや面接での回答内容で論理的思考力があるかどうか判断可能です。また、論理的思考力があると言っているにもかかわらず、ESの内容で論理的なない部分があると、自ら墓穴を掘ることになってしまうのでおすすめできません。)

上記のような内容を強みや長所にしている人は改めて自己分析をして、他にもっと仕事に活かすことができ、受ける企業から評価される強み・長所がないかを考えてみましょう。

強み・長所の内容を改善する方法5つ

エントリーシート(ES)の強み・長所の内容を改善する方法5つ

強み・長所を改善する方法ついて確認しましょう。

①その他設問の記載事項と矛盾の無い内容にする

強み・長所の内容が、ガクチカや自己PR、志望動機、弱み・短所等の他の設問の内容と矛盾のないようにしましょう。

なぜなら、各設問のそれぞれの記載内容としては良いものであっても、各設問の結論やエピソードが矛盾していたり、整合性がとれていないと、企業側からの評価は下がってしまうからです。

ES全体の内容と強み・長所に記載している内容がズレていないか確認しましょう。

②どんな強み・長所かを具体的に説明する

就活生の多くが述べそうな強みや長所を結論にする際は、具体的にどんな強みや長所なのかを結論に記載するのがおすすめです。

なぜなら、他の就活生との差別化に繋がるからです。

例えば、強みとして「リーダーシップ」とだけ答えるのではなく、「チームの目標達成を可能にする環境づくりができるリーダーシップ」などのように、あなたなりの「リーダーシップ」がどういったものなのかを明確に伝えましょう。

自分と同じ強み・長所を有する就活生の中で一番にならなければ落とされてしまう、という意識を持って、内容を吟味してください。

③メインエピソードに加えてサブエピソードを記載する

文字数が少ないと難しいですが、強み・長所を裏付けるために具体的に説明するエピソードの後に、同じ強み・長所を活かしたエピソードを補足的に記載することをおすすめします。

なぜなら、強み・長所に対する説得力が大幅に上昇し、この人の強みは本当にこれなんだなと納得してもらいやすくなるからです。

例えば、「同様に、XXXにおいても強みを活かして、XXXという目標達成を実現した。」のように簡潔な一文を記載しましょう。

④社員・元社員、内定者に添削してもらう

自分で考えた後に、内容を確認してもらうのがおすすめです。

志望する企業で働く社会人や内定者に読んでもらい、フィードバックしてもらいましょう。

具体的なES添削の依頼の仕方については、『ES添削依頼メールとお礼メールの書き方まとめ!例文と注意点も解説』を参考にしてください。

サイト運営者 木村

無料OB訪問アプリ「マッチャー」にOBとして登録しているので、ESについて相談したい方・ES添削依頼をしたい方はこちらからご連絡ください!

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⑤より良い強み・長所・エピソード・表現・単語を探し続ける

強み・長所に限らずですが、ESを提出するまで改善し続けましょう。

志望度の高い企業であればなおさらです。

内定者のESを読んで良い表現が見つかるかもしれませんし、新聞や本の中にも良い単語があるかもしれません。

ESは最初から良い内容を書けるわけでも、突然に良い内容になるわけでもありません。

日々のちょっとした改良の積み重ねが、最終的に他人との圧倒的な差となるのです。

志望企業の内定のためにもコツコツと頑張っていきましょう。

エントリーシート(ES)の書き方に関するよくある質問

ESはいつ提出すれば良い?

締切期限内に出すのは当然ですが、締切の2日前ほど前に余裕を持って提出するのがおすすめです。

ただし、良いESではないのに早めに出してもES選考を通過できません。

締切期限から逆算して1ヶ月前くらいから準備・作成をはじめて、社員などに添削もしてもらって、余裕を持って提出できる状況を作り出しましょう。

特に、志望度の高い企業は長い時間をかけて仕上げることをおすすめします。

ESの書き方の基本は?

ESの書き方の基本については、『エントリーシートの書き方の基本は?よく聞かれる設問の考え方も解説』を参考にしてください。

志望動機の書き方は?

志望動機の書き方については、『エントリーシート(ES)の志望動機の書き方は?構成と書き出し解説』を参考にしてください。

自己PRの書き方は?

自己PRの書き方については、『エントリーシート(ES)の自己PRの書き方は?改善方法5つも解説』を参考にしてください。

ガクチカの書き方は?

ガクチカの書き方については、『エントリーシート(ES)のガクチカの書き方徹底解説!例文5つ付き』を参考にしてください。

就活の軸の書き方は?

就活の軸の書き方については、『エントリーシート(ES)の就活の軸の書き方を例文付きで徹底解説!』を参考にしてください。

キャリアプランの書き方は?

キャリアプランの書き方については、『エントリーシート(ES)のキャリアプランの書き方を例文付きで解説』を参考にしてください。

趣味特技の書き方は?

趣味特技の書き方については、『エントリーシート(ES)の趣味特技の書き方を例文付きで徹底解説!』を参考にしてください。

弱み・短所の書き方は?

弱み・短所の書き方については、『エントリーシート(ES)の短所・弱みの書き方を例文付きで徹底解説』を参考にしてください。

エピソードが弱くて困っています。

エピソードの弱さに困っている人は多いですが、気にする必要はありませんし、気にしたところで過去は変えられません。

多くの就活生を支援してきましたが、エピソードが強いなと思った人はごく一部ですし、彼らと戦う必要はないのです。

大切なのは、同じようなエピソードの人に勝つこと。

同じエピソードでも、そのエピソードの説明の仕方やそこから体得した強みの内容でいくらでも差別化できます。

エピソード自体で合否が決まる訳ではないことを認識し、いかに良い内容にするかを考えましょう。

強調するために文字に色をつけたり、太字にしても良いのでしょうか?

おすすめできません。

なぜなら、文章の基本構成ができている人であれば最初と最後に結論やイイタイコトが書かれているはずですし、全部強調したいと思うくらい記載内容を練るべきだから。

つまり、良いESに色や太字は不要なのです。

強調するとしても、数か所を太字にするくらいにしましょう。

インターンのエントリーシートを書くときの注意点は?

インターンのエントリーシートも本選考のエントリーシートと基本は同じですが、志望動機の記載内容に気を付けましょう。

インターンのエントリーシートには企業に入社したい理由ではなく、インターンに参加したい理由を書く必要があります。

インターンで何を学べるのかを調べた上で、インターンに参加したい理由を考えましょう。

アクセンチュアの選考通過率が上がるESの書き方が知りたい!

アクセンチュアのESの書き方については、『アクセンチュア23卒のESの書き方・回答例を元社員が徹底解説!』を参考にしてください。

実際の23卒のESの回答例を元アクセンチュア社員が作成・解説しています。

まとめ:企業側に欲しいと思わせる強み・長所を書いて、ES選考通過率をアップさせましょう

最後に、今回の内容を振り返りましょう。

強み・長所・自己PRの違い
・強み:周りに対して良い影響やメリットをもたらすことができるもの。
・長所:周りへのメリット等は関係なく、特徴、人柄、性質等の自分の中の良い部分。
・自己PR:自己PRは強みと似ており、同じと捉えても問題ありませんが、強みのみならず、その強みをどう活かしたいかや将来どうなりたいか等の内容を含めて書くことが期待されているもの。

▪企業がエントリーシート(ES)で強み・長所を求める理由
企業が求める人物像と一致し、入社後に活躍できるかを確認するため

強み・長所を書き始める前にすべきこと4つ
①受ける企業が求める人物像・業務内容について調べる(企業分析)
②自分の強み・長所を考え、書き出す
③受ける企業にマッチする強み・長所を選択する
④ロジックツリーを作成する

強み・長所の書き方
①結論:強み・長所
②説明:強み・長所の説明、エピソード
③まとめ:強み・長所を入社後にどう活かしていくか

▪エントリーシート(ES)に記載しない方が良い強み・長所
①仕事に活かせないもの
②抽象的なもの
③主観的で相手に伝わらないもの
④当然すぎるもの、強み・長所とは言えないもの

▪強み・長所の内容を改善する方法5つ
①その他設問の記載事項と矛盾の無い内容にする
②よくある強み・長所であれば、具体的に説明する
③メインエピソードに加えてサブエピソードを記載する
④社員・元社員、内定者に添削してもらう
⑤より良い強み・長所・エピソード・表現・単語を探し続ける

今回は、ESの強み・長所の書き方・考え方について解説しました。

今回の内容を何度も読み込み、印象の良い趣味特技に仕上げてください。

続いて、弱み・短所の具体的な書き方について、『エントリーシート(ES)の短所・弱みの書き方を例文付きで徹底解説』を確認しましょう。

  • この記事を書いた人

木村 亘佑(こうすけ)

『第一志望をカチトルための就活戦略』をテーマに本サイトで情報発信しています。 【経歴】上智大学 ▸ アクセンチュア▸ フリーランスコンサルタント/就活生支援サービス運営。 アクセンチュアをはじめとする外資系企業の内定者など500名以上を支援しています。 noteでも総コン(アクセンチュアやBIG4等)の選考対策記事を公開中! https://note.com/kanauba/

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