新卒でアクセンチュアに入社。
現在はフリーランスでコンサルタントをしつつ、就活生支援をしています。
- アクセンチュアをはじめとする有名企業・外資系企業の内定者など250名以上を支援
- OB・OG訪問って何?
- 何のためにするの?メリットは?
- OB・OGの探し方がわからない。
- OB・OG訪問って何をすれば良い?手順は?
- メールの書き方がわからない。
- どんな質問をすれば良い?
- いつ・どれくらいやれば良い?
上記のようなOB訪問に関する悩みを網羅的に解決できる記事になっています!
実際に、私もOB訪問を有効活用して第一志望であるアクセンチュアに入社できましたし、これまで約1年間に100名以上の有名企業・外資系企業の内定者をサポートしてきました。
この記事を読むことで、OB・OGの探し方、OB訪問の手順、メールの書き方、すべき質問、良い評価を得るコツといった、就活生の皆さんが抱く、OB訪問についての疑問を解決することができます。
そして、実際に記事の内容に沿ってOB訪問(OG訪問)することで、志望企業の内々定率の向上に繋げることができますよ!
目次
OB訪問・OG訪問って何?
そもそもOB・OG訪問って何?
OB・OG訪問とは、志望する(興味がある)企業で実際に働かれている、あるいは働かれていた方とコンタクトをとってお話を伺うことです。
必ずしも大学や高校の先輩である必要はありません。
例えば、あなたがソニーに興味を持っている場合、知り合いのソニーで働かれている方に連絡をして、ソニーのことや就活についてお話を聞かせてもらうといった具合です。
志望する(興味がある)企業で働かれていない方でも、ご自身が優秀だと思う方や参考にしたいと思う方にお話を伺うことはとても大切です。
躊躇せず是非コンタクトをとってみてください!
なぜOB訪問する?(目的とメリット)
なんでOB・OG訪問するの?
しないとダメなの?
OB・OG訪問を行う目的・メリットには、①企業理解と②就活相談、③内々定率の向上の3つがあります!
①企業理解
まず1つ目は、志望する(興味がある)企業の理解を深めることができる点です。
その会社の事業内容や雰囲気、競合他社との違いなど、実際にその会社で働いている方にしか答えることができない質問をして、理解を深めましょう。
具体的な質問例については、後述のこちらを確認してみてくださいね。
②就活相談
2つ目は、就活のサポートをしてもらう点です。
当然ですが、OB訪問の相手は、大学生時にその会社の選考フローを経験して入社されています。(※中途入社の方を除く。)
実際に選考フローを経験し、成功を収めた方にアドバイスを求めるのが一番です。
就活体験を聞いたり、ESの内容や面接対策の相談をして、自身の就活の参考にしましょう。
具体的な質問・相談内容については、後述のこちらを確認してみてくださいね。
③内々定率の向上
OB訪問(OG訪問)で①企業理解が深まり、②就活のサポートをしてもらうことで、志望企業の内々定率を高めることができます。
就活のゴールは、志望企業から内々定を獲得することですよね?
OB訪問をすることで、就活のゴールを達成する可能性が上がるのです。
OB訪問をしないと内々定を獲得できない、というわけではありませんが、OB訪問することで内々定率を高めることができるので、就活生の皆さんには是非OB訪問することをおすすめします!
就活を自分1人で頑張る必要はありません!
社会人の先輩方に積極的にサポートしてもらいましょう!
躊躇は不要です!
OB・OG訪問って誰にすれば良い?
OB訪問をする目的とメリットは分かったけど、誰にすれば良いの?
OB訪問は、①志望企業の社員/元社員、あるいは、②志望企業の内定者/内々定者にしましょう!
①志望企業の社員/元社員
志望する(興味がある)企業で実際に働かれている、あるいは働かれていた方にお話を伺いましょう。
当然ですが、社員(元社員)の方のほうが、その企業以外で働かれている方よりも会社のことをずっとよく知っています。
例えば、トヨタを志望しているのであれば、トヨタの社員(元社員)にOB訪問しましょう。
会社の強みや雰囲気など、実際に働いてみないと分からない部分も多いので、社員(元社員)にOB訪問をしましょう。
②志望企業の内定者/内々定者
社員(元社員)のみならず、その会社の内定者/内々定者もOB・OG訪問の対象になります。
内定者/内々定者にOB・OG訪問するメリットとしては、直近の選考フローと就活体験について聞くことができる点です。
例えば、直近のESの設問や面接で聞かれたことを知ることができ、さらに、それに対してどのように回答して内々定を獲得したかを知ることができます。
ただし、まだ学生である内定者/内々定者は、実際に働いた経験がある訳ではないので、社員(元社員)と比べると企業理解は浅いと言えるでしょう。
内定者/内々定者よりは、企業理解の深い社員/元社員にOB訪問することをオススメします!
OB・OG訪問する相手を見つける方法は?
- 誰にOB訪問すれば良いかは分かったけど、どうやって探せば良いの?
- 周りに頼れる知り合い・先輩がいない、、
- 地方学生なので尚更、、
大学の先輩や知り合いに適切な人がいなくても、無料アプリで見つけることができます!
OB・OGの探し方には、以下の3つの方法があります。
①大学の先輩、知り合い
これが1番やりやすいと思います。身近な人にお声がけしてみましょう。
②知り合いの知り合い
自分の身近にいない場合は、友達や先輩の知り合いなどにいないか聞いてみるのが良いと思います。
③OB訪問できる人が周りにいない場合はアプリを使おう!
Matcher(マッチャー)とBIZREACH CAMPUS(ビズリーチ・キャンパス)の2つをおすすめします。
2つとも無料ですし、OB側の登録者も多いので、志望企業のOB・OGが見つかる可能性が高いです。
特に、地方在住で周りに相談できる人がいなくて困っている方は是非使ってください!
Matcher(マッチャー)
マッチャーは、無料で色々な企業のOB・OG訪問をすることができるアプリ/ウェブサービスです。
使い方としては、会社名や大学名を検索欄に入力して検索することで、該当する社会人/内定者の方が検索結果として出てくるので、気になる方に「申し込み」をして、OB・OG側が「承認」するとメッセージができるようになる、という流れになっています。
OB・OG訪問の実施方法(オフラインorオンラインなど)はメッセージでやりとりしながら決めますが、zoomなどのオンラインで実施することも多いので、安心ですし、地方の学生にとっても魅力的ですよね。
また、学生によるOBOGへのレビュー機能もあるので、レビュー数やレビューの内容を見て判断できるのも、マッチャーの良いところの1つだと思います。
私もマッチャーに登録しているので、私と直接お話したい方は、こちらからお申し込みしていただければと思います!
iPhone用/Android用アプリのダウンロードは、以下からできます。
『マッチャー』アプリ(iPhone用)のダウンロードはこちらから
『マッチャー』アプリ(Android用)のダウンロードはこちらから
BIZREACH CAMPUS(ビズリーチ・キャンパス)
ビズリーチ・キャンパスもマッチャーと同様、無料でOB・OG訪問できるサービスです。
ビズリーチ・キャンパスは、出身大学ごとにOB・OG(大学の先輩)を探してコンタクトがとれるのですが、現状一部の大学の学生しか利用できないようなので、大学に関係なく利用できるマッチャーの方が良いかもしれません。
と言いつつも、学生で利用している方はとても多いので、マッチャーを補完するものとして利用するのが良いかと思います。
ビズリーチ・キャンパスが利用可能な大学については、こちらを確認してみてください。
iPhone用/Android用アプリのダウンロードは、以下からできます。
『ビズリーチ・キャンパス』アプリ(iPhone用)のダウンロードはこちらから
『ビズリーチ・キャンパス』アプリ(Android用)のダウンロードはこちらから
OB訪問アプリを活用できれば、とてもスムーズにOB訪問ができます!
『OB訪問アプリ3選!一流企業内定者が本当におすすめする無料アプリ』を確認し、アプリをダウンロードして、OB訪問していきましょう!
どんな質問をすれば良い?
- OB訪問でどんな質問をすれば良いか分からない、、
- どんな質問をすると効果的なのか知りたい!
自身の就活に活きることを聞くようにしましょう。
つまり、①企業理解と②就活相談についての質問です!
質問例20選
①企業理解と②就活相談の2つに分けて、効果的な質問をそれぞれ10個ずつ記載しています。
①企業理解
- 業務内容について(ネットには載っていない具体的な業務内容)
- 競合他社との違い(サービス・製品の優位性、働き方、雰囲気などについて)
- どんな人が向いているか。逆に向いていないのはどんな人か。(社内にはどのような人が多いか。)
- どんな人材(学生)を求めているか。新卒に望むこと、求められること。
- キャリアについて(昇進スピード、転職者割合、転職先の会社はどのような会社が多いか)
- 働き方について(残業についての会社の考え方、転勤や海外赴任の有無など)
- どんなところにやりがいがあるか。
- 仕事で大変だったこととそれをどう乗り越えたか。
- どういった面で成長できるか。またそれが何に活きているか。
- 入社前後のギャップはあったか。あれば、どんなギャップがあったか。
②就活相談
- 就活の軸は何だったか。
- なぜ今の会社に行くことにしたか。(志望理由)
- ES作成において意識すべきこと、気をつけることは何か。
- 自分の強みが、貴社が求める人物像と一致しているか。
- 自分の志望動機が、貴社を受ける上で適切か。
- (自分のやりたいことを述べた上で)貴社で自分のやりたいことが本当にできるか。
- (自分の目指す理想像やキャリアプランを述べた上で)貴社で自分の理想像に本当に近づけるか。
- 面接において意識すべきこと、気をつけることは何か。
- 就活中にやって良かったこと、就活生にやるのをおすすめしたいことは何か。
- 就活で困っていることを相談
OB訪問の時間を最大限有効活用できる質問を事前に用意し、優先度(質問する順番)を決めておきましょう。
また、ネットで調べれば分かるようなことを聞くのは、時間の無駄ですし、相手からの評価も下がるので絶対にNGです!
OB訪問で効果的な質問ができるようになる、『OB・OG訪問における質問の考え方と良い例とダメな例73選』もあわせて読んでみてくださいね!
OB・OG訪問のやり方(8ステップ)
OB訪問の実施手順を確認していきましょう。
①OB・OGを探す
前述の通りですが、以下の3つの方法でOB・OGを探しましょう。
- 大学の先輩、知り合い
- 知り合いの知り合い
- 無料アプリ・サービス:Matcher(マッチャー)、BIZREACH CAMPUS(ビズリーチ・キャンパス)
②OB訪問のアポをとる
OB・OGが見つかったら、OB訪問を依頼するメールを送りましょう。
依頼の連絡はメールでするのが無難です。
依頼メールの例
件名:
【OB訪問のお願い】XXX大学 XXX(名前)
本文:
XXX(会社名) XXX様
突然のご連絡、失礼致します。
XXX大学XXX学部XXX年のXXXと申します。
この度は、XXX様にOB訪問をお願いしたく、ご連絡させていただきました。
XXX様の連絡先につきましては、XXX様よりご紹介して頂きました。
私は現在就職活動中であり、XXX(会社名)を強く志望しているため、是非、XXX(会社名)で勤務されているXXX様にお話を伺いできればと考えております。
突然のお願いで大変恐縮ですが、是非ご検討頂ければ幸いです。
もし可能でしたら、下記日程のどこかで、XXX様のご都合のよろしい時間を伺うことができればと存じます。
▪候補日時
①X月XX日(X) XX:XX〜XX:XX
②X月XX日(X) XX:XX〜XX:XX
③X月XX日(X) XX:XX〜XX:XX
その他、都合の良い日時がございましたら、その旨ご返信頂ければと思っております。
お忙しい中、大変恐縮ですが、何卒よろしくお願い申し上げます。
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XXX大学XXX学部
XXX(名前)
TEL: XXX-XXXX-XXXX
MAIL: XXXXXX
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OB訪問の候補日時は、メール送付時から1週間以上後にしましょう。
その方が先方の都合もつきやすく、アポがとりやすいです。また、質問内容の準備などに余裕をもって取り組むことができますよ。
メールの書き方で失敗しないために、『OB訪問の依頼・返信・お礼メールの書き方とコピペ用例文5つ紹介!』も、必ず確認してください!
③OB訪問の準備をする
アポがとれたら、当日に向けて質問と身だしなみ(服装)の準備をしましょう。
質問
①企業理解を深める質問と②就活に関する相談の2つの観点で質問を用意しましょう。
具体的な質問の考え方と質問例については、以下の記事を参考にしてください!
>>『OB・OG訪問で効果的な質問例65個と聞いてはいけないこと8個!』
身だしなみ(服装)
身だしなみを整えることは、大切なマナーの1つですし、印象を良くすることに繋がります。
散髪やスーツ、靴、カバンの用意をしておきましょう。
OB訪問における基本的な服装やケース別の服装が分からないという方は、『OB訪問の服装はこれ!zoomなどオンライン・webの場合も解説』を確認してくださいね。
④OB訪問を実施する
OB訪問当日は、以下の4つを意識するようにしましょう。
- 時間厳守
- 対話
- メモをとる
- 継続的な就活相談の依頼
- 時間厳守
当然ですが、時間厳守です。10分前には待ち合わせ場所に到着しておきましょう。
- 対話
前日用意した質問事項を見ながら、質問しましょう。
その際、形式的になりすぎず、対話を意識するのがおすすめです。
話を聞いて気になったことは、質問事項になくても質問するのが良いと思います。
- メモをとる
質問に対する回答をメモしておきましょう。
後で振り返ることができますし、OBからすると、熱心に話を聞いてくれているなという印象を抱き、もっと色々なことを話してあげようという気持ちになります。
OB訪問時に就活に関するアドバイスをもらった際、全てを鵜呑みにするのはやめましょう。
根拠をしっかり聞いて、納得できた内容だけ参考にすることをおすすめします。
間違ったアドバイスに従ってしまったために就活がうまくいかなかった、ということだけは防ぎたいです。
- 継続的な就活相談の依頼
用意した質問もなくなり、OB訪問も終盤にさしかかってきたら、継続的な就活相談の依頼をしましょう。
(※もちろん、今後も継続的に就活相談したいなと思える方であればです。)
対面でお願いされた時の方が、メールなどの文章でお願いされた時よりも承諾してくれる可能性が上がるので、対面で依頼することをおすすめします!
⑤当日のうちにお礼の連絡をする
OB訪問が済んだら、必ず当日中にお礼の連絡をしましょう。
あなたに対する印象も尚更良くなりますよ。
お礼メールの例
件名:
【OB訪問のお礼】XXX大学 XXX(名前)
本文:
XXX(会社名) XXX様
大変お世話になっております。
先ほどお話させていただきましたXXX大学XXX学部のXXX(名前)です。
本日はお忙しいところ、貴重なお時間を誠に有難うございました。
XXX様とお話させていただきまして、XXX(会社名)のことを深く理解でき、これまで以上にXXX(会社名)を強く志望するようになりました。
今後も是非、XXX様にご相談させていただければと思っております。
改めまして、本日は誠に有難うございました。
引き続き宜しくお願い申し上げます。
-----------
XXX大学XXX学部
XXX(名前)
TEL: XXX-XXXX-XXXX
MAIL: XXXXXX
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メールの書き方で失敗しないために、『OB訪問の依頼・返信・お礼メールの書き方とコピペ用例文5つ紹介!』も、必ず確認してください!
⑥OB訪問で聞いた内容を整理し、ESや面接、自己分析に活かす
OB訪問でメモした内容を振り返って整理し、ESの内容や面接で答える内容を改善していきましょう。
例えば、企業が求めている人物像とESで書いていた自分の強みに乖離があることが分かった場合、自分の強みを企業が求めている人物像に寄せる修正を実施する、といった具合です。
内々定を高めるために非常に重要なことなので、時間をかけて、実施してくださいね。
⑦2回目以降のOB訪問の実施
継続的に相談したいと思った方や第一志望企業の社員などには、繰り返しOB訪問をさせてもらいましょう。
毎回、上記のステップ②~⑥に沿って実施すれば、失敗することなく、良いOB訪問にすることができますよ。
⑧内定のご報告とお礼の連絡をする
就職活動が終わり、就職先が決まったら、お世話になったOB・OGに改めてお礼の連絡しましょう。
マナーという側面もありますが、社会人生活が始まった後も、その方と良好な関係を保つことができますよ。
内定後お礼メールの例
件名:
【就職活動終了のご報告とお礼】XXX大学 XXX(名前)
本文:
XXX(会社名) XXX様
大変お世話になっております。
以前、OB訪問させていただきましたXXX大学XXX学部のXXX(名前)です。
その節は貴重なお話を頂き、誠にありがとうございました。
このたび、XXX(会社名)から内定をいただき、そちらに行くこととなりました。
XXX様のお話をお聞きできたことで、自分の将来像がより明確になり、後悔のない就職活動にすることができました。
お忙しい中お時間を頂き、また、親身に相談に乗っていただき、誠にありがとうございました。
XXX様の今後のますますのご活躍を祈念しております。
改めまして、誠に有難うございました。
引き続き宜しくお願い申し上げます。
-----------
XXX大学XXX学部
XXX(名前)
TEL: XXX-XXXX-XXXX
MAIL: XXXXXX
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メールの書き方で失敗しないために、『OB訪問の依頼・返信・お礼メールの書き方とコピペ用例文5つ紹介!』も、必ず確認してください!
以上が、OB訪問の流れ(8ステップ)でした。
このやり方に従うだけで、効果的なOB訪問にできるので、記事の内容に沿って、実践していきましょう!
いつOB訪問するのが良い?
OB・OG訪問っていつすれば良いの?
正解はなく、基本的にはOB訪問したいときにするで良いですが、目的によってタイミングは変わってきます。
- 志望企業探しが目的:大学3年(修士1年)の秋ごろまでに実施
- 企業理解、ES相談が目的:ESを提出する前の、大学3年(修士1年)の年末から春にかけて実施
- 面接相談が目的:ES・ウェブテ選考を通過し、面接を受ける前の、大学4年(修士2年)になる4月前後に実施
外資系企業など選考が早い企業を志望する場合は、OB訪問のタイミングも早めましょう!
どれくらいOB訪問すれば良い?
- 実際、どれくらいOB・OG訪問すれば良いの?
正解はありませんが、そんなにたくさんする必要はありません。
第一から第五志望までの企業の方にそれぞれ一度話を聞くというのと、継続的に就活相談できる方が一人いれば十分すぎるくらいだと思います。
ただし、最低でも第一志望企業の社員1人に一度話を聞くことは必ずしてください!
私が就活生のときも、そんなにたくさんOB・OG訪問していた訳ではありませんでした。
第一志望だったアクセンチュアの社員とKPMGの社員(当時KPMGは志望していませんでしたが、個人的にとても尊敬していた方)にESの添削などお世話になっていました。
志望度の高い業界・企業から優先して、OB・OG訪問を実施することがポイントです!
※そうしなければ、いくら時間があっても時間が足りない状況になってしまいます。
もし、まだ志望企業が決まっていないのであれば、興味のある企業や業界で働かれている方にOB訪問してみましょう。
志望業界・企業が決まっていない方は、以下の記事も参考になると思うので、ぜひ読んでみてください。
※志望業界・企業選定についての記事は、近日公開予定です!
OB・OG訪問で良い印象を与えるコツは?
OB訪問で良い印象を抱いてもらうコツを、①準備と②マナーの2つに分けて説明します。
OB訪問で良い印象を与えると、継続的な就活相談をしてもらえる可能性が高まるとともに、企業によっては選考が有利に働くことがあるので、しっかり意識するようにしましょう。
①準備
OB訪問の前に、以下の準備をしておきましょう。
- OB訪問する企業の事業内容や製品・サービスなどについて、会社ホームページなどネットで分かる範囲で調べておく。
- 質問リストを事前に作成し、優先度(質問する順番)を決めておく。
②マナー
いくら良い質問ができても、マナーが守れていないと良い印象を与えることは難しいので、以下のマナーを守るようにしましょう。
- 服装はスーツ。(ジャケット、ネクタイ着用)
- 髪型など身だしなみを整えておく。
- 待ち合わせ場所には、集合時間の10分前までに到着しておく。
- オンラインでのOB訪問の場合、5分前までに実施できる状況にしておく。
- 丁寧な言葉遣いを心掛ける。
- 質問時にメモをとる。
- 質問リスト通りに話が進まなくても、社員に合わせて対話を心掛ける。
- OB訪問のお礼メールを当日中に送る。
『OB訪問で守るべきマナー総まとめ!オンライン実施時のマナー8個付』も、必ず確認してください!
こんな社会人には気を付けて!
就活で知り合った社会人に、立場を利用してパワハラやセクハラをされる、という悪質なケースもあるようです。
防止策として、日中に他人の目があるところでOB訪問をするようにしましょう。
また、実際にそういった被害にあった場合や危険を感じた場合は、両親や友達、大学のキャリアセンターに相談してくださいね。
OB・OG訪問に関するよくある質問
①オンラインでのOB訪問実施もアリ?
もちろん、アリです。
コロナの影響で、zoomなどのオンラインでのOB訪問も増えましたし、地方の方もオンラインであれば容易にOB訪問が可能です。
直接会っての実施とするか、オンラインでの実施とするかは、相手と話し合って決めてくださいね。
②オンラインでのOB訪問実施時の流れは?
オンラインでの実施となった場合も、直接会う場合と同じ流れです。
直接会う場合と同じように準備して、当日臨みましょう。
オンラインOB訪問の具体的なやり方については、以下の記事を参考にしてください。
>>『オンラインOB訪問のやり方徹底解説!zoomなどの使い方紹介付き』
③オンラインで実施の場合の服装は?
オンラインで実施する場合も、スーツを着用しましょう。
直接会う場合と同じように、身だしなみを整えることが不可欠です。
まとめ:まずはOB・OGを探そう!
最後に、今回の内容を振り返りましょう。
▪️OB訪問とは?
志望する(興味がある)企業で実際に働かれている、あるいは働かれていた方とコンタクトをとって、お話を伺うこと。
▪️OB訪問の目的とメリット
①企業理解
②就活(ESや面接などの選考フロー)についての相談
③内々定率の向上
▪️OB訪問は誰にすれば良い?
①志望企業の社員/元社員
②志望企業の内定者/内々定者
▪OB訪問する相手を見つける方法は?
①大学の先輩
②知り合いの知り合い
③マッチャーやビズリーチ・キャンパスなどのアプリ
▪どんな質問をすれば良い?
①企業理解が深まる質問
②就活についての質問
▪️OB訪問のやり方(8ステップ)
①OB・OGを探す
②OB訪問のアポをとる
③OB訪問の準備をする
④OB訪問を実施する
⑤当日のうちにお礼の連絡をする
⑥OB訪問で聞いた内容を整理し、ESや面接、自己分析に活かす
⑦2回目以降のOB訪問の実施
⑧内定のご報告とお礼の連絡をする
▪️いつOB訪問するのが良いの?
正解はないが、大学3年(修士1年)時に実施。
▪️どれくらいやれば良いの?
正解はないが、志望度1~5番目の企業で働く社員1人ずつに話を聞く。加えて、継続的に就活相談できる社会人がいるとなお良い。
▪良い印象を与えるコツ
①事前準備
②マナー
最初は慣れないことも多く大変だと思いますが、この記事を読み直して、効果的かつ効率的なOB・OG訪問を実施してくださいね。
まずは、OB・OG探しから始めましょう!
OB・OG訪問で企業理解を深め、就活相談することで、内々定率を大きく高めることに繋がりますよ!
OB・OG訪問の次は、『ESの書き方のコツとは?志望企業の内定獲得率を上げるポイント6つ』に目を通しましょう!
内々定率を高めるESの書き方が、分かりやすくまとまっています。
第一志望に受かりたくないという方以外は、必ず読みましょう。