新卒でアクセンチュアに入社。
現在はフリーランスでコンサルタントをしつつ、就活生支援をしています。
- アクセンチュアをはじめとする有名企業・外資系企業の内定者など500名以上を支援
- アクセンチュアを志望している!
- アクセンチュアの面接選考の内容が知りたい!
- 面接で評価される就活生の特徴は?
- 通過率を上げるポイントが知りたい!
上記のような、アクセンチュアの面接対策のやり方と通過率を上げるポイントが知りたい、という就活生の悩みを解決できる記事になっています!
記事を書いている私は、アクセンチュアを志望する多くの就活生を支援している、新卒でアクセンチュアに入社した元社員です。
本記事では、
- アクセンチュアの新卒採用面接の内容
- 面接対策をするメリット
- 面接選考の対策方法
- アクセンチュアの面接選考で評価される就活生の特徴4つ
- アクセンチュアの面接選考の通過率を上げるポイント6つ
について解説しています。
記事を読むことで、アクセンチュアの面接対策のやり方と面接で評価されるポイントが分かるとともに、記事を参考に面接の準備をすることで、面接選考の通過率がアップしますよ!
目次
アクセンチュア新卒採用の面接選考内容は?
まず、アクセンチュア新卒採用の選考フローを確認しておきましょう。
選考フローは以下の通りです。
つまり、面接選考は①グループディスカッション(GD)、②ケース面接+個人面接、③最終面接の3つになります。
それぞれの面接選考について、内容を確認していきましょう。
①グループディスカッション(GD)
アクセンチュアのグループディスカッション(GD)は、学生4〜6名、面接官(おそらくマネージャー)1名で、約30~50分です。
一般的なグループディスカッションの形式と異なる部分は特にありません。
サマーインターン参加者など一部の就活生はグループディスカッションを免除されることもあるようですが、基本的には全員がグループディスカッション選考を受ける必要があります。
最後に、アクセンチュアで実際に出題されたグループディスカッションのお題をいくつか挙げておきますね。
- 寿司屋「すしざんまい」が1億円でマグロを購入する効果は?
- 選挙の投票率を上げるために有効な施策は?
- 若い世代の人口流出により衰退が進む地方都市を再生するにはどうすべきか。
②ケース面接+個人面接
アクセンチュアのケース面接は、学生1名、面接官(おそらくシニアマネージャー)1名の個人面接の形式で、実施時間はトータルで約1時間です。
まず、ケース問題を約20分で紙に回答します。
回答した後、面接官がいる別室に移動し、ケース問題で考えたことを説明し、その内容について質問される時間が10分ほどあります。
そして面接の最後に、志望動機やESの内容について質問される個人面接が20分程度あるという流れです。
選考の合否はその場で言い渡され、最終面接の日程を人事の方と調整することになります。
最後に、アクセンチュアで実際に出題されたケース面接の問題例を以下に記載しておきますね。
- マイナースポーツの競技人口を増やす施策を考えてください。
- コンビニ1店舗当たりの売上を推定し、売り上げ向上施策を考えてください。
- ラッシュ時の電車混雑を緩和するためにはどうすべきか考えてください。
③最終面接(個人面接)
アクセンチュアの最終面接では、学生1名、面接官(マネジングディレクター)1名の個人面接の形式で、実施時間は約30分です。
一般的な個人面接と同様の形式で、志望動機や強みなどオーソドックスな質問がされ、最後に逆質問の時間があるという流れになっています。
注意点としては、形式的に質問をするというよりは、会話に近い形で質問をする面接官が多いという点です。
例えば、「アクセンチュアの志望動機を教えてください」という質問の仕方ではなく、「なんで他の企業じゃなくて、アクセンチュアが良いと思ったの?」といった具合です。
私の担当面接官もこのようなスタイルでしたよ。
会話に近いスタイルの面接でも、うまく回答できるように準備しておきましょう。
アクセンチュアは、面接の形式も質問内容もオーソドックスなので、準備と対策をしっかりすれば、あなたも選考を通過することができますよ!
面接対策をするメリット
アクセンチュアの面接内容が分かったところで、アクセンチュアの新卒採用の面接対策をするメリットについて、確認しておきましょう。
アクセンチュアの面接対策をするメリットは、以下の2つです。
- 各面接選考の通過率が向上する
- その結果、内々定率が向上する
この2つのメリットが得られることを念頭に、本記事を読み進めていきましょう!
それぞれの選考の対策方法は?
アクセンチュアの面接選考に含まれる、①グループディスカッション(GD)②ケース面接③最終面接のそれぞれの対策方法について、確認していきましょう。
①グループディスカッション(GD)の対策方法
アクセンチュアのグループディスカッション(GD)の内容と対策をまとめた『アクセンチュア新卒のGD対策を元社員が徹底解説!過去問21個付き』を確認しましょう。
②ケース面接の対策方法
アクセンチュアのケース面接の内容と対策をまとめた『アクセンチュア新卒のケース面接対策方法を元社員が解説!過去問例付』を確認しましょう。
③最終面接の対策方法
アクセンチュアの最終面接の内容と対策をまとめた『アクセンチュア最終面接(新卒)対策方法まとめ!元社員が徹底解説!』を確認しましょう。
アクセンチュアの面接選考で評価される就活生の特徴は?
面接で評価される就活生の特徴は、以下の4つです。
- 論理的に考えることができ、分かりやすく説明できる
- アクセンチュアの求める人材像に一致している
- 「Think Straight, Talk Straight」を体現できている
- 「バリューの発揮」ができる
①論理的に考えることができ、分かりやすく説明できる
ロジカルシンキングができる人です。
それだけではなく、考えたことを相手に分かりやすく説明するできなければなりません。
なぜなら、円滑なコミュニケーション無しでは普段の業務が成り立たないからです。
普段からロジカルに考え、分かりやすく人に伝えることを意識しましょう。
②アクセンチュアの求める人材像に一致している
アクセンチュアが求める人材像とは、「未来のアクセンチュアに必要なDNA」に1つ以上一致している人です。
「未来のアクセンチュアに必要なDNA」とは、以下の通りです。(アクセンチュアの採用情報ページより抜粋)
未来のアクセンチュアに必要なDNA
- 背伸びをしてでも目標へ手を伸ばさずにはいられない
- チャレンジに、手加減をしない
- 自分も会社も世の中までも、変えたいと望む
- 常に次のステージを見据え、自らの開拓に貪欲である
- タフな状況も、先頭に立ち楽しめる情熱がある
- あるべき姿を追求するためには、立場や関係性を超えた主張を厭わない
- 信念に基づき、主張し、実際にやりとげる
- チームワークの可能性を信じる
- 多様な文化、相違する意見の中にこそ宝石があると知っている
- 常に誠実さを失わず、言行一致の気概がある
アクセンチュアのESに、「未来のアクセンチュアに必要なDNA」の中で最も共感しているものを選択し、その理由を記述する設問があります。
>>アクセンチュア23卒のESの書き方・回答例を徹底解説した記事『アクセンチュア新卒採用のESの書き方と回答例を元社員が徹底解説!』はこちらから
面接においても、どのDNAと共通点があるのかを意識して臨むようにしましょう。
③「Think Straight, Talk Straight」を体現できている
「Think Straight, Talk Straight」とは、アクセンチュアの企業文化の1つで、直訳すると「考えたままに、しっかりと意見する」という意味です。
この言葉の意味するところは、何事も自分の意見をしっかり持ち、たとえ上司やクライアントとは異なる意見であったとしても、しっかりと伝えよう、ということです。
「未来のアクセンチュアに必要なDNA」の6番目にある、「あるべき姿を追求するためには、立場や関係性を超えた主張を厭わない」ことがまさに「Think Straight, Talk Straight」であるということです。
面接官に対して、自分の考えていることを物怖じせず、しっかりと伝えるようにしましょう。
④「バリューの発揮」ができる
「バリューの発揮」ができる人とは、存在価値が出せる人です。
つまり、割り振られたタスクをこなせる人や成果を出せる人を指しています。
例えば、会議に出席しているだけではバリューを発揮しているとは言えません。
会議で議事録を作成したり、意見を述べたり、ファシリテーションなどをするからこそ、存在価値があると言えます。
会議に参加するだけではダメなのです。
ロジカルシンキングやコミュケーション能力、リーダーシップ、大学時代の成果などをアピールして、バリュー(価値)を発揮できる人間であることをアピールしましょう!
アクセンチュアでは、志望動機も大切ですが、それ以上に、入社後にアクセンチュアで活躍できるかが重視されます。
そのため、アクセンチュアで活躍できる強みをアピールすることを心がけましょう。
面接本番は、これら4つを意識して臨みましょう!
選考通過率を上げるポイント6つ
アクセンチュア新卒採用面接の通過率を上げるポイントを、①準備編と②本番当日編に分けて解説しています。
①準備編
面接当日までにやっておくべきことは、以下の3つです。
- 想定質問を調べ、その回答を用意する。
- 基本的な質問である、志望動機と自己PR(強み)を徹底的に準備する。
- 本記事を何度も読み込む。
アクセンチュアの面接は、オーソドックスなものであり、特別な対策は必要ありません。
ただし、基本的な質問である志望動機と自己PR(強み)については何を聞かれても大丈夫な状態にしておきましょう。
②本番当日編
面接本番に意識することは、以下の3つです。
- 準備していない質問をされた場合は、評価を良くしようと思わず、マイナス評価にならないように気を付ける。
- 喋り方や雰囲気を目の前の面接官に合わせる。
例えば、面接官が柔らかい雰囲気の方であれば、こちらも少し柔らかい雰囲気を出し、逆に面接官がビシッとしているタイプであれば、柔らかさではなく、キチッとした雰囲気を出しましょう。 - なぜグループディスカッションやケース面接が選考に含まれているかを考えて、面接に臨む。
グループディスカッションは模擬会議であり、ケース面接は模擬業務です。
このことを念頭に、面接を受けてくださいね。
※ケース面接は、自分の頭で考え、その内容を上司やクライアントに伝えるという普段の業務の基本を模擬しています。
喋り方や雰囲気を目の前の面接官に合わせることで、面接官はあなたに好印象を抱くとともに、この就活生はうちの会社にいそうだなと思われ、通過率がアップします!
是非実践してください!
アクセンチュアの面接対策に関する、よくある質問
①アクセンチュアの面接選考の対策として、模擬面接をすべきですか?
面接の練習はすべきです。
ただし、必ずしも模擬面接である必要はありません。
インターンや志望度が低く、選考が早い企業の本選考で練習するのも大いにアリです。
面接練習については私も引き受けていますし、フィードバックも可能です。
興味がある方は、以下からお気軽にお声掛けください!
まとめ:本記事の内容を参考に、アクセンチュアの面接対策を始めましょう!
今回紹介した、選考通過率を高めるアクセンチュアの面接対策方法を参考に、面接の準備をしていきましょう!
また、この記事の内容はアクセンチュアのみならず、ありとあらゆる企業の面接対策に活かせる内容となっています。
ただし、企業によって求める人物像が異なるので、OB訪問や企業ホームページで確認してくださいね。
何度もこの記事を読み込んで、面接で他の就活生に差をつけていきましょう!
本記事に続いて、『アクセンチュア新卒のGD対策を元社員が徹底解説!過去問21個付き』を読むことをおすすめします。
アクセンチュアのグループディスカッション(GD)の具体的な対策方法が分かり、内々定が大きく近づきますよ!