新卒でアクセンチュアに入社。
現在はフリーランスでコンサルタントをしつつ、就活生支援をしています。
- アクセンチュアをはじめとする有名企業・外資系企業の内定者など500名以上を支援
- ES添削依頼をしたいが、メールの書き方が分からない
- 先方に失礼がないように連絡したい
上記のような、ES添削依頼メールの書き方に関する就活生の悩みを解決できる記事になっています。
本記事では、
- ES添削依頼を誰にすべきか
- ES添削依頼メールの書き方と例文
- メールする際の注意点
- お礼メールの書き方と例文
について解説しています。
実際に様々なES添削依頼メールを受け取ってきた中で、印象の良いメールと良くないメールの特徴をまとめました。
記事を読むことで、失礼のないES添削依頼メールを書けるようになるとともに、実際にES添削依頼メールを送ってESの内容を修正することで志望企業のES選考通過率がアップしますよ!
メール以外のLINEなどのメッセージアプリ、OB訪問アプリのメッセージ機能で添削依頼する際も本記事の内容を参考にしましょう。
目次
そもそもエントリーシート(ES)の添削ってしてもらった方が良いの?
ESが書けたら、添削をお願いしましょう。
志望度が高い企業であれば、なおさら添削してもらうことを強くおすすめします。
添削をお願いした方が良い理由は、以下の4つです。
- 客観的に分かりやすい文章になる
- 自分では思い浮かばない観点や書き方を学べる
- 完成度が上がり、ES選考通過率が上がる
- 面接通過率も上がる
添削時にされた内容に関する指摘が面接対策になるとともに、面接で余計な質問をされないESにすることができる。
つまり、ES通過率・面接通過率がアップし、内定獲得率がアップするため、ES添削をお願いすべきなのです。
それでは、ES添削をしてもらうデメリットはあるのでしょうか?
ES添削をしてもらうデメリットは、添削者によって考え方や判断基準が異なったり、添削内容に納得ができない可能性がある点です。
混乱してしまった場合、以下の基準で考えましょう。
- 内容で判断する
どの添削内容に根拠があり説得力があるか - 提出先企業の観点で判断
ESを提出する会社にとってどうするのが良いか - 立場や経験から判断する
添削してくれた人のうち誰の意見が1番信頼できるか
これらを考え、最終的には自分の納得できる内容のESを企業に提出してください。
ES添削は誰に依頼すれば良い?
誰に添削を依頼するかは非常に大切です。
なぜなら、添削してもらう人によっては、逆効果になる可能性があるから。
誰に添削をお願いすべきかについて、確認していきましょう。
1位:社員・元社員
受ける会社の社員に添削依頼をするのが1番おすすめです。
なぜなら、その会社の選考を経験して実際に内定をもらった人であるとともに、その会社のことを深く理解しているからです。
例えば、あなたがトヨタのES添削をお願いしたいのであれば、トヨタの社員に添削をお願いしましょう。
その会社で働いている社員が見つからなければ、元社員かその業界で働く方でも良いです。
私も元アクセンチュア社員として、これまで120名以上の有名企業内定者のES添削を実施してきました。
アクセンチュア志望者のみならず、ES作成・添削にお困りの方は以下からお気軽にご連絡いただければと思います。
無料OB訪問アプリ「マッチャー」にOBとして登録しているので、ESについて相談したい方はこちらからご連絡ください!
2位:内定者
社員・元社員の次におすすめなのが、内定者です。
内定者はまだその会社で働いていないため、社員と比べると企業理解は浅いですが、その会社の選考を経験して内定をもらっていますし、直近の選考を通過しているという意味では、社員よりも参考になる可能性もあります。
大学の知り合いに内定者がいないか探してみましょう。
周りにいないという方は、無料OB訪問アプリ「マッチャー」を利用して探すのもおすすめです。
無料OB訪問アプリの中でも、「マッチャー」は会社員のみならず、内定者も多く登録している特徴があります。
「マッチャー」含め、おすすめの無料OB訪問アプリについては、『OB訪問アプリ3選!一流企業内定者が本当におすすめする無料アプリ』を参考にしてください。
ES選考通過者ではなく内定獲得者にES添削依頼をしましょう。
3位:就活の専門家
大学のキャリアセンターの職員や就職エージェントのアドバイザー、就活塾などの就活の専門家に添削依頼をする人は多いですが、あまりおすすめできません。
なぜなら、あなたの志望する企業で働いておらず、内定ももらっていないからです。
何か夢や目標があるときに、その夢や目標を達成している人にアドバイスを求めるべきですよね?
例えば、受験でも、東大に行きたいと思っているのであれば、やはり東大に受かった現役東大生や卒業生に勉強法や時間の使い方を聞いた方が良いでしょう。(東大生が中・高校生を教えている「鉄緑会」はまさにそうですよね。)
就活においても全く同じなのです。
ただし、添削してもらわないよりは添削してもらった方が良い可能性が高いので、添削依頼先の最終手段として認識しておきましょう。
また、大学教授に添削依頼をするのもおすすめできません。
大学教授は就活していない人が多いですし、そもそも大学教授にESの添削をしてもらうのは失礼にあたります。
ES添削のみならず、就活に関するアドバイスは志望企業の社員/元社員/内定者から聞くようにしましょう。
ES添削依頼メールの書き方
ES添削依頼をするときのメールの書き方を確認しましょう。
添削を承諾してもらえるように、相手に分かりやすく丁寧なメールを送ることが大切です。
当然ですが、ES添削依頼をする際、絵文字や顔文字などを使用するのはやめましょう。失礼な印象を与えてしまいます。
LINEなどのメッセージアプリを使う場合も同様です。
①メール内容を簡潔に表現した件名にする
件名は、ES添削依頼であることを簡潔に伝える内容にしましょう。
具体的には、以下の3つを記載してください。
- 用件(ES添削依頼)
- 大学名
- 氏名
例えば、「【エントリーシート添削依頼】XXX大学XXX学部 XXX(氏名)」のようにするのがおすすめです。
②本文の最初に宛名を書く
本文の最初に、宛名を書きましょう。
具体的には、以下の3つを順に記載してください。
- 会社名
- 部署名
- 相手の氏名
会社名は、株式会社などの法人格を(株)などと略さないようにしましょう。
例えば、「株式会社XXX XXX部 XXX様」といった具合です。
宛名を間違えると非常に失礼になります。
特に漢字の旧字体などが間違えやすいので気をつけてください。
③連絡先を知った経緯を説明する
面識がない方に添削依頼をする場合は、どうやって連絡先を知ったかを簡潔に説明しましょう。
添削を依頼する人よりも連絡先を聞いた人が目上である場合、添削依頼を承諾してもらえる可能性がアップするという効果もありますよ。
例えば、「大学の先輩で貴社で働くXXX様よりXXX様の連絡先を教えていただき、ご連絡させていただきました。」のように伝えるのがおすすめです。
一方で、知人に添削を依頼する場合は、「いつも大変お世話になっております。」などのように日ごろお世話になっているお礼を記載しましょう。
④ES添削依頼理由を述べる
ES添削を依頼したい旨と理由を簡潔に説明してください。
例えば、「第一志望である貴社の内定を獲得したいと強く思っており、同じ大学の先輩であるXXX様にぜひエントリーシートをご添削いただきたく、ご連絡させていただきました。」のように記載しましょう。
誰でも良いわけではなく、あなただからこそお願いしたいのだと伝えることで、ES添削を承諾してもらえる可能性がアップしますよ。
⑤添削してほしいポイントを伝える
ESを添削してもらう際に、どのような観点で添削してもらいたいかを伝えるのも良い方法です。
例えば、以下のような観点で見てもらうのも良いでしょう。
- 第三者にも内容が伝わる、分かりやすい文章になっているか
- 貴社の求める人材像と合致しているか
- 書き方などで悩んでいる点について問題ないか
特に見て欲しい観点がなければ伝える必要はありません。
相手に任せましょう。
⑥添削の希望期日を伝える
ES添削を依頼する際、いつまでに添削してもらいたいかを忘れずに記載しましょう。
期日は余裕を持って、2週間以上の猶予期間を設けてください。
例えば、「お忙しいところ大変恐縮ですが、XX月XX日(X)までにご対応いただければと考えております。」といった具合にお伝えしましょう。
⑦本文の最後に署名を記載する
署名を忘れてしまう学生が多いですが、忘れずに記入しましょう。
署名の内容は、以下の4つです。
- 大学・学部・学科
- 氏名
- 電話番号
- メールアドレス
上記の順に記入しましょう。
本文との区切りを明確にするため、以下のように署名の上下に「‐」を用いて署名部分を囲っておきしょう。
------------------------------
①大学・学部・学科
②氏名
③電話番号
④メールアドレス
------------------------------
Gmailなどでは、メール文末に署名を記載する機能があるので設定しておくことをおすすめします。
Gmailの署名設定方法は、Google公式サイト記載の『Gmail の署名を作成する』を参考にしてください。
⑧ES記載のファイルをメールに添付する
ESの内容は、メール本文ではなく、word(ワード)などのテキストファイルに記載してメールに添付しましょう。
また、その旨を本文に記載してください。
例えば、「ESの内容につきましては、本メールにwordファイルを添付しておりますので、ご確認のほどよろしくお願いいたします。」といった具合です。
詳細は次のパートの「添削依頼メールにESを添付する方法と注意点」で確認しましょう。
テキストファイルをメールに添付する以外にも、「Google Drive(グーグル ドライブ)」を用いてファイルの共有をするのも良い方法です。
実際に、多くの学生が添削依頼の際にファイルのリンクを送付してくれます。
「Google Drive」を用いてファイルを共有する方法は、Google公式サイト記載の『Google ドライブのファイルを共有する』を参考にしてください。
ただし、共有したファイルを添削者に編集されることで、元のESの内容が分からなくなったということにならないように、添削前のES内容は別ファイルに保存しておきましょう。
※「Google Drive(グーグル ドライブ)」を用いたファイル共有をしたことがないという人は、メールにファイルを添付する従来の方法で全く問題ありません。
添削依頼メールにESを添付する方法と注意点
添削依頼メールにES記載のファイルを添付する際のポイントは、以下の4つです。
- テキストファイル形式のものを送る
- ファイル名に大学名と氏名、日付を入れる
- 設問内容と制限文字数、実際の文字数を記載する
- ES記載内容に誤字脱字がないか確認する
それぞれの内容について確認しましょう。
テキストファイル形式のものを送る
「word(ワード)」ファイルや「Google Document(グーグル ドキュメント)」などのテキストファイルをメールに添付して送りましょう。
なぜなら、テキストファイルは編集することが可能で、添削しやすいからです。
手書きの文章を写真に撮ったものなどをファイルに添付するのはやめましょう。
また、PDFに変換して送る必要もありません。
PDFに変換して送付しましょうと書いてあるサイトもありますが、不要です。
PDFファイルでは添削しずらくなってしまいます。
先方にPDFで送付くださいと求められた場合のみ、PDFで送付してください。
ファイル名に大学名と氏名、日付を入れる
あなたから添削依頼をされたES記載のファイルであることが分かるファイル名にしましょう。
具体的には、以下の3つを盛り込んでください。
- 大学名
- 氏名
- メール送付日付
例えば、「【ES添削依頼】東京大学_就活太郎_20220101」のようなタイトルにするのがおすすめです。
設問内容と制限文字数、実際の文字数を記載する
ES添削依頼時に送付するファイルには、以下の3つを忘れずに記載しましょう。
記載がないと、印象が非常に悪くなるので注意してください。
- 各設問
- 各設問の制限文字数
- あなたが書いた文章の文字数
設問内容は省略したりせずに、そのままコピペしましょう。
なぜなら、設問内容のニュアンスや文字数で適切な書き方が異なり、添削内容も変わってくるからです。
そのうえで、実際にあなたが書いた文章の文字数を明記してください。
ES記載内容に誤字脱字がないか確認する
誤字脱字は絶対に防ぎましょう。
誤字脱字があると、添削してもらう気があるのかなと添削者側がやる気をなくしてしまいます。
誤字脱字含め、体裁などを確認したうえで添削依頼をしましょう。
相手に気持ちよく添削してもらうことで、良い添削をしてくれるようになりますよ。
自分のために誤字脱字をしっかり防ぎましょう。
ES添削依頼メールの例文
それでは、ES添削依頼メールの例文を確認しましょう。
面識がある方に依頼する場合と、面識がない方に依頼する場合の2パターンに分けて記載しています。
メール例文①:お会いしたことがある方へのメール
OB訪問をさせてもらった方にES添削依頼をする際の例文を記載しているので、参考にしてください。
件名:
【エントリーシート添削依頼】XXX大学XXX学部 XXX(氏名)
本文:
XXX(会社名) XXX部XXX課
XXX様
お世話になっております。
XXX大学XXX学部のXXXです。
先日のOB訪問では、お忙しい中、貴社について丁寧に教えていただき誠にありがとうございました。
OB訪問時の貴重なお話をもとにエントリーシートを作成致しましたので、貴社でご活躍のXXX様にぜひ添削いただければと思い連絡させていただきました。
お忙しいところ大変恐縮ですが、XX月XX日(X)までにお願いできればと考えております。
また、エントリーシートの内容につきましては、本メールにwordファイルを添付しておりますので、ご確認のほどよろしくお願いいたします。
何卒よろしくお願い申し上げます。
-----------
XXX大学XXX学部
XXX(名前)
電話番号:XXX-XXXX-XXXX
メールアドレス:XXXXXX
-----------
お会いしたことがるある人にESの添削依頼をする場合は、前回お会いした際の感謝の気持ちなどをまず述べるのがおすすめです。
メール例文②:お会いしたことがない方へのメール
大学の部活の先輩に紹介してもらった方にES添削依頼をする際の例文を記載しているので、参考にしてください。
件名:
【エントリーシート添削依頼】XXX大学XXX学部 XXX(氏名)
本文:
XXX(会社名) XXX部XXX課
XXX様
突然のメール失礼致します。
XXX大学XXX学部のXXXと申します。
XXX部の先輩であるXXXさんにご紹介いただきまして、連絡させていただきました。
現在就職活動中である私は、XXX様がお勤めの株式会社XXXを第一志望としております。
そこで大変恐縮ではございますが、貴社でご活躍のXXX様にぜひエントリーシートの添削をお願いできればと考えております。
お忙しいところ誠に恐れ入りますが、是非ともよろしくお願い致します。
-----------
XXX大学XXX学部
XXX(名前)
電話番号:XXX-XXXX-XXXX
メールアドレス:XXXXXX
-----------
面識のない方に初めて連絡する場合、添削依頼が可能かどうかを尋ねるにとどめましょう。
承諾いただけたら、感謝の気持ちを述べた上で添削希望期日を伝えるとともにESファイルを添付してください。
ES添削依頼メールを送る際の注意点
ES添削依頼メールを送る際の注意点は、以下の3つです。
- メールを送る時間帯に気を付ける
- 送る前に誤字脱字がないか確認する
- 添削してもらったらお礼メールを送付する
それぞれについて確認しましょう。
メールを送る時間帯に気を付ける
メールを送る時間帯は9時から18時の間がおすすめです。
ES添削依頼メールに限らず、夜遅くにメールを送るのはおすすめできません。
ただし、先方から20時以降に返信があった場合、「夜分遅くに申し訳ありません。」などの文言を添えれば返信しても大丈夫です。
また、土日祝日にメールを送って良いか悩むかもしれませんが、メールアドレスで判断することができますよ。
「XXX@会社名.com」のような会社のメールアドレスであれば平日に送付した方が良いですが、「XXX@gmail.com」のような個人のメールアドレスであれば土日にメールを送っても基本的には問題ありません。
つまり、ES添削を仕事として対応しているのか、プライベートの時間を割いて対応しているかで判断ができるというわけです。
送る前に誤字脱字がないか確認する
ESの内容同様に、メールの件名、本文、メールアドレスに誤字脱字がないか必ず確認してからメールを送りましょう。
誤字脱字は印象を悪くしてしまい、ES添削を承諾してもらえなかったり、承諾してくれても適当に添削される可能性が高まってしまうので注意してください。
特に宛名部分の企業名や添削者名を間違えると非常に失礼なので、何度も確認するか、コピペするのがおすすめです。
添削してもらったらお礼メールを送付する
当然のことではありますが、ES添削をしてもらった当日にお礼メールを返信してください。
具体的なお礼メールの書き方と例文については、次のパートで解説しているので確認しましょう。
ES添削をしてもらった後にお礼メールを送る
ES添削をしてもらった後のお礼メールの書き方と例文を確認しましょう。
お礼メールの書き方
お礼メールを書く際のポイントは、以下の3つです。
- 先方からのメールにそのまま返信する
- 感謝の気持ちを述べる
- 学んだことと今後に活かす旨を記載する
それぞれの内容について確認しましょう。
①先方からのメールにそのまま返信する
新規でメールを作成する必要はありません。
先方からのメールにそのまま返信しましょう。
件名もそのままで問題ありません。
②感謝の気持ちを述べる
ESの添削をしていただいたことへの感謝の気持ちを忘れずに述べましょう。
例えば、「お忙しいところ、エントリーシートをご添削をいただきまして誠にありがとうございました。」といった具合です。
③学んだことと今後に活かす旨を記載する
先方に添削をしてもらって学んだことやその内容を今後にも活かしていくことを伝えましょう。
なぜなら、添削した側が時間をかけて添削して良かったという気持ちになるからです。
再度添削をお願いすることになる可能性もあるので、最後まで印象を良くすることに努めてくださいね。
お礼メールの例文
それでは、ES添削のお礼メールの例文を確認しましょう。
件名:
Re:【エントリーシート添削依頼】XXX大学XXX学部 XXX(氏名)
受け取ったメールにそのまま返信しましょう。
件名の先頭の「Re:」は返信時に自動で付与される文言なので、自分で追記する必要はありません。
本文:
XXX(会社名) XXX部XXX課
XXX様
お世話になっております。
XXX大学XXX学部のXXXです。
この度は、お忙しい中エントリーシートを添削をいただきまして、誠にありがとうございました。
設問に答える内容になっていないこと、1文目の内容とそれを裏付けるエピソードの関連性が低いという二つの課題があることが分かりました。
XXX様のご指摘内容をもとに、より良いエントリーシートにしてまいります。
内容の修正後、あらためてご相談させていただければと思っております。
この度は急なお願いにも関わらず、丁寧にご対応いただきありがとうございました。
今後とも、何卒よろしくお願いいたします。
-----------
XXX大学XXX学部
XXX(名前)
電話番号:XXX-XXXX-XXXX
メールアドレス:XXXXXX
-----------
添削内容を鵜呑みにしないように!
添削時の指摘内容を全て盛り込む必要はありません。
先方が勘違いしている可能性もありますし、指摘内容がよく分からないこともあるでしょう。
大切なのは指摘内容を全て盛り込むことではなく、考慮に入れることです。
指摘してもらった新たな視点で考慮して、より良いESにしていきましょう。
ESに限らず、OB・OGからの就活に関するアドバイスを鵜吞みにしてはいけません。
自分の頭で考えて、取捨選択をしましょう。
自分の頭で考えるからこそ、ESも面接も評価される良い内容にできるのです。
ES添削依頼メールに関するよくある質問
先方から返信がありません。どうすれば良いでしょうか?
まずは、送信ボックスに添削依頼メールが存在することと宛先のメールアドレスが間違っていないかを確認してください。
両者ともに問題なく、送付後2営業日経過しても返信が無い場合は、確認のメールを先方に送付しましょう。
最初に送ったメールを転送して確認するやり方がおすすめです。
▪メール例文
先方から返信がない場合の確認メールの例を以下に記載しているので、参考にしてみてください。
件名:
Fw:【エントリーシート添削依頼】XXX大学XXX学部 XXX(氏名)
送付メールを転送しましょう。
件名の先頭の「Fw:」は転送時に自動で付与される文言なので、自分で追記する必要はありません。
本文:
XXX(会社名) XXX部XXX課
XXX様
お世話になっております。
XXX大学XXX学部のXXXです。
先日、エントリーシートの添削依頼メールを送付させていただきましたが、
ご返信がなかったため、念のためメールを転送させていただきました。
お忙しいところ大変恐縮ではございますが、ご確認のほど何卒よろしくお願い申し上げます。
-----------
XXX大学XXX学部
XXX(名前)
電話番号:XXX-XXXX-XXXX
メールアドレス:XXXXXX
-----------
メール送信後に記載内容の間違いに気づいたら?
必要に応じて訂正メールを送りましょう。
訂正メールを送る基準は、以下の通りです。
- 訂正メールを送る必要あり:宛名(氏名や企業名)の間違い、添付ファイルの間違い
- 訂正メールを送る必要なし:メール・ES記載内容の誤字脱字
訂正メールを送る際は、送ったメールに返信する形で送付しましょう。
当然ですが、一番良いのは訂正メールを送らずに済むことです。
訂正メールを送らなくて良いように、メールを送る前に件名、本文、添付ファイルを何度も確認しましょう。
▪メール例文
添付ファイルを間違えていた場合の訂正メールの例を以下に記載しているので、参考にしてみてください。
件名:
Re:【添付ファイルが誤っていたことに対するお詫び】XXX大学XXX学部 XXX(氏名)
送付メールに返信する形でメールを送りましょう。
件名の先頭の「Re:」は返信時に自動で付与される文言なので、自分で追記する必要はありません。
本文:
XXX(会社名) XXX部XXX課
XXX様
お世話になっております。
XXX大学XXX学部のXXXです。
先ほどのメールに添付したファイルに誤りがございました。
誠に申し訳ございませんでした。
本メールに正しいファイルを添付しておりますので、ご確認いただければと思います。
ご迷惑とお手数をおかけしてしまい、大変申し訳ございません。
今後はこのようなミスがないように努めて参ります。
何卒よろしくお願い申し上げます。
-----------
XXX大学XXX学部
XXX(名前)
電話番号:XXX-XXXX-XXXX
メールアドレス:XXXXXX
-----------
そもそもESに自信が無い、良いESの書き方が分からない
良いESの書き方が分からない、選考通過率を高めるESの書き方が知りたいという方は、『エントリーシートの書き方の基本は?よく聞かれる設問の考え方も解説』記事を確認してください。
まとめ:ES添削依頼メールは丁寧かつ誠実に送りましょう
最後に、今回の内容を振り返りましょう。
▪エントリーシート(ES)の添削はしてもらった方が良い
▪ES添削の依頼先
1位:社員・元社員
2位:内定者
3位:就活の専門家
▪ES添削依頼メールの書き方
①メール内容を簡潔に表現した件名にする
②本文の最初に宛名を書く
③連絡先を知った経緯を説明する
④ES添削依頼理由を述べる
⑤添削してほしいポイントを伝える
⑥添削の希望期日を伝える
⑦本文の最後に署名を記載する
⑧ES記載のファイルをメールに添付する
▪添削依頼メールにESを添付する方法と注意点
①テキストファイル形式で送る
②ファイル名に氏名と大学名、日付を入れる
③設問内容と制限文字数、実際の文字数を記載する
④ES記載内容に誤字脱字がないか確認する
▪ES添削依頼メールを送る際の注意点
①メールを送る時間帯に気を付ける
②送る前に誤字脱字がないか確認する
③添削してもらったらお礼メールを送付する
▪お礼メールを書く際のポイント
①先方からのメールにそのまま返信する
②感謝の気持ちを述べる
③学んだことと今後に活かす旨を記載する
今回紹介したES添削依頼メールの書き方を参考に、添削承諾率を上げるメールを送ってください。
「ES添削を周りにお願いできる人がいない」、「なんとしても第一志望のES選考を通過したい」などES添削にお困りの方は、以下からお気軽にご連絡いただければと思います。
無料OB訪問アプリ「マッチャー」にOBとして登録しているので、ESについて相談したい方はこちらからご連絡ください!